1人目出産後、あまり知識がなかったこともあり母乳がなかなか増えず、ずっと混合で育てていました。
ミルクにもメリットはあるものの、特にお出かけの時に荷物が増えることや哺乳瓶の洗浄、消毒が中々大変で、「2人目は完母にしたいなぁ・・・」と思っていました。
2人目出産後も母乳がどんどん出てくるタイプではなく、軌道に乗ってくると言われている生後1ヶ月の時もまだミルクを足しており「今回も混合になるのかなぁ・・・」と諦めかけていたのですが、徐々にミルクを減らしていき生後2ヶ月の時に完母で過ごせるようになっていました。

私が母乳を増やすためにやったことをご紹介します。
ちなみに1人目と2人目では出産時から以下のような違いがありました。
1人目
母子別室の産院で出産。母乳を初めてあげたのは産後2日目。日中は決まった時間(3時間おき)に詰所で授乳、夜間は助産師さんがミルクをあげてくれるため授乳は無し。
退院後1回の授乳で足すミルクは60ml。
2人目
母子同室の産院で出産。産後すぐに母乳を飲ませ、入院中は夜間も含め泣いたら授乳を繰り返す。
退院後1回の授乳で足すミルクは40ml。



2人目の時の方が母乳を増やせたのは上記の違いの影響も大きいと思います。
しかし、2人目退院時も直母量は左右合わせて1回に20ml程度しか飲めていなかったのが、生後2ヶ月の今は100~120ml程飲めるようになったため、退院後にやっていたことも効果があったのではと思います。
母乳を増やすためにやったこと
①頻回授乳
母乳育児においてまず基本として言われる頻回授乳、「泣いたら吸う」を繰り返しました。ネットで「新生児 授乳回数」など調べると「8~12回」などとでてきますが、私の場合「15~20回」程授乳していました。



新生児の頃はまだ体力がなく、右側だけ飲んだら寝る、15分後ぐらいに起きて今度は左側だけ飲む、というようなこともありそれは「2回」とカウントしています。
②ベビースケールで直母量確認&ミルク量調整
1人目の時は「ベビースケールは不要」「数字にとらわれてストレスがたまるからない方が良い」などの情報を見てベビースケールは使いませんでした。しかしミルクを足す量はこれで良いのか、体重は増えているのかが常に気になっていました。



体重が増えないと心配だし、よく泣くからミルクを足そうか・・・
でも母乳を増やすためにはミルクを減らた方が良いと聞くしどうしよう・・・
何度か迷ったあげく、「今さら・・・」という気持ちがありベビースケールの購入には至りませんでした。
しかし今回2人目出産後、1人目の時と同じくミルクを足す量に悩み、「やっぱりベビースケールを使ってみよう!」と思い、4ヶ月のレンタルで利用することにしました。



私の場合、直母量が少ない時は落ち込んだものの割り切ってミルクを足すことができたし、直母量が多い時はうれしく、また1日の中でも多い時と少ない時があることなどがわかり使って良かったです。
また体重が増えているのを確認することで、泣いていてもお腹が空いているのではなく眠いのかな?などと考えることができました。


③母乳相談室の乳首を使う
1人目の時、直母の後に哺乳瓶でミルクを飲ませていたのですが、哺乳瓶はピジョンの母乳実感を使っていました。乳首は母乳実感についてくるものを使っていたのですが、直接母乳を吸うよりも哺乳瓶の乳首の方が楽に吸えてしまうそうで、哺乳瓶に慣れてしまった長男は直母がうまくいかないことがありました。
助産師さんから、直母と同じぐらい吸う力がないと飲めない「母乳相談室の乳首」を使うと良いかもと聞き購入したところ改善されたので、2人目は最初から「母乳相談室の乳首」で飲ませるようにしました。
※哺乳瓶はピジョンの母乳実感をそのまま使えます。
④白米をたくさん食べる
1人目の時に相談した助産師さんから、



白米たっっっぷり食べてね!
と言われたので今回もたくさん(1回の食事で1合分ぐらい)食べるようにしました。
母乳を増やすためには味噌汁や根菜が良いということも聞きますが、そもそも育児に追われて料理をするのも大変な中、お米ならたくさん炊くだけで食べれるので実践しやすかったです。
おかずも作るのは大変なのでお昼は冷凍の宅配弁当(DELIPICKS)、夜はミールキット(ヨシケイやoisix)を利用していました。
どちらもご飯が進むおいしいメニューが豊富です。




⑤ミルクアップブレンドを飲む
母乳不足専用ハーブティー「ミルクアップブレンド」を飲みました。半信半疑でしたが、「母乳が増えた」との口コミがたくさんあったので購入してみました。
飲み始めたのが産後1ヶ月になる頃、完母になったのが産後2ヶ月頃なので効果があったように感じます。



なんとなく今日母乳の出が悪いかな・・・?
そういえばミルクアップブレンド飲んでない!
という日も何度もあったので、やはり効果がありそうです。
味もおいしいし、ないと不安になるので今後も飲み続ける予定です。
⑥お昼寝をする
「母乳はたくさん出すことでたくさん作られる」と聞き、1人目の時は授乳後も搾乳を頑張っており、お昼寝をしたり休む時間があまりありませんでした。



しかも頑張って搾乳してもそんなに量が取れず落ち込んだりしていました・・・
しかし母体が疲れていると母乳の分泌が悪くなると知り、あまり無理して搾乳を頑張るより、日中は赤ちゃんが寝たタイミングでできるだけ自分もお昼寝をし、身体を休ませることを優先することにしました。



搾乳機を使った搾乳よりも、赤ちゃんに直接吸ってもらう方が吸引力が強く効果が高いと聞いたので、自分で搾乳を頑張るよりも赤ちゃんに何度も吸ってもらうことだけを意識するようにしました。
⑦ストレスをためない
⑥と似ていますが、ストレスをためないことも意識しました。
産後1ヶ月の時に



完母にしたいから最近ミルクを減らして、1日18回ぐらい授乳している
と助産師さんに相談したのですが、



今の時期に18回はさすがに多いから、ミルクを減らすのではなくミルクに頼って、もう少しだけ授乳回数を減らしてお母さんも少し休んだ方が良い
と言われました。
確かに・・・と思い、最終的に完母にするために徐々にミルクを減らしてはいったものの、疲れてるなと感じる時には積極的にミルクにも頼ることにしました。
またストレスをためないという意味で、「ここでミルクを足したら母乳が増えないかも・・・」と考えるのをやめました。



母乳が増えなくてもまぁいっか。ミルク足せば良いだけで、赤ちゃんはしっかり成長しているし。
と、もっと気楽に考えるようにしました。
母乳育児の参考にしたもの
Youtube
Youtubeで「助産師はるかの安産塾」の動画をよく見ていました。母乳育児に関する動画は下記以外にも色々あり、声も聞き取りやすく家事をしながらでも聞くことができ助かりました。
本
「母乳が足りない?と思ったら読む本」を読みました。





具体的に母乳を増やすために何をすれば良いか、ということはあまり書いていませんでしたが、自分が思っているより母乳は出ている!と思わせてくれる、前向きになれる本でした。
まとめ
私が母乳を増やすためにやったことをご紹介しました。2人目は母乳の分泌を増やすことができ、1人目の混合の時よりは楽に感じていますが、母乳が増えなかったとしても生後5ヶ月頃から離乳食が始まると授乳回数は減り、1歳になるころに卒乳したので、大変な期間も長くはないと思って気楽に考えるのが良いかもしれません。

